ノーザンレディー（2010年生、母ノーザンサンライズ）

ノーザンレディー（2010年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋レディー」。毛色は栗毛。種牡馬のサンライズペガサス（当時12歳）と交配したノーザンサンライズが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳C1。

経歴

デビュー前

柏原誠路厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2013年）

4月18日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオオエライヴを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨポシェットに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったトウケイテンシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のビロウヘロイズムに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサニーベルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のディアバイブルを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

9月5日、中2週で迎えた8戦目は、のうせんかずら賞（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたネオポラリス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

3月18日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマリノアーサーに1馬身1/4の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

6月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

9月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、長崎街道小田宿特選（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、ノベンバー特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた15戦目は、ターコイズ特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた16戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5歳（2015年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、長崎街道塩田宿特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったアルコンコルドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミヤノダイアナに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。