アポイファントム（2001年生、母ジャックセレーネ）

アポイファントム（2001年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幻」。毛色は鹿毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したジャックセレーネが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

佐藤英明厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2004年）

4月29日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヘヴンズドアに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、連闘で迎えた3戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンヴィクトリーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウジョージに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリネスから2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた7戦目は、浦河町浜町通り会賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスサマーに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーシルキーから3馬身差の2着となった。

9月23日、連闘で迎えた12戦目は、がんばれホッカイドウ競馬特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナディアンタッチから1馬身半差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた13戦目は、駒丘特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた15戦目は、静内かじか製品豊漁特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。

4歳（2005年）

3月5日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた18戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

7月30日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月11日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。