ジャナフレイバー（2001年生、母イーストサツキ）

ジャナフレイバー（2001年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時11歳）と交配したイーストサツキが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、地方36戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年のライラック特別。

経歴

デビュー前

福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

9月8日、デビュー戦は市村誠騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線に入ると、前で粘るトサノナリチュウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアルバートに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月30日、中9週で迎えた4戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2004年）

1月9日、中0週で迎えた5戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で市村誠騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の紅梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で市村誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で市村誠騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で市村誠騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で市村誠騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のラピスアピールをクビ差振り切って優勝

4月20日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のアネモネ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で市村誠騎手（9戦3勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で市村誠騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月8日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で市村誠騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で市村誠騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月1日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、ふたご座特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で市村誠騎手（13戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた15戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で市村誠騎手（14戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2005年）

1月7日、中7週で迎えた16戦目は、初富士特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で市村誠騎手（15戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

11月1日、約10か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で市村誠騎手（16戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、駒込特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で市村誠騎手（17戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた19戦目は、光が丘特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で市村誠騎手（18戦3勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、伸びてきたアスリートフェア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

2月2日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、越中島特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で市村誠騎手（19戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた21戦目は、広尾特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で市村誠騎手（20戦3勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

8月13日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で市村誠騎手（21戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で市村誠騎手（22戦3勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、うお座特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で市村誠騎手（23戦3勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月6日、中2週で迎えた25戦目は、江東区特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は25戦連続で市村誠騎手（24戦3勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、つる座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で市村誠騎手（25戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた27戦目は、ラストトゥインクル特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で市村誠騎手（26戦3勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた28戦目は、小豆沢特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で市村誠騎手（27戦3勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた29戦目は、カウントダウン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で市村誠騎手（28戦3勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2007年）

5月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた30戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で市村誠騎手（29戦3勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は31戦連続で市村誠騎手（30戦3勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラトラストを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って久方ぶりに白星を挙げた。

6月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で市村誠騎手（31戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は33戦連続で市村誠騎手（32戦4勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のランドマークに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

8月1日、中2週で迎えた34戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、コピエドリームに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月6日、中4週で迎えた35戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、野分特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた36戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。