コピエドリーム（2004年生、母コピエ）

コピエドリーム（2004年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のブラックタキシード（当時8歳）と交配したコピエが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島貞二。戦績は、地方30戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のペガサス賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

11月5日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブラックスターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2007年）

1月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月22日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたエイダイヒーロー決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るアリダーチャームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて制した。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポッターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月1日、中2週で迎えた9戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャナフレイバーを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って4勝目を掴み取った。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦3勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた11戦目は、ながつき賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、ペガサス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4歳（2008年）

3月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、花月賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、マーチ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、緑風賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた17戦目は、アストレイア賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた18戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた19戦目は、ほうき星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月15日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、港区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（12戦3勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月2日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、野分特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（13戦3勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて先頭に立ち、最後は2着のリモーネフレイバーをクビ差振り切って5勝目をつかんだ。

10月5日、中4週で迎えた23戦目は、ペガサス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のギンザフローラルに3馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

5歳（2009年）

12月29日、約15か月の休養明けで迎えた24戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（15戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた25戦目は、銀嶺特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（16戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、フェブラリー特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（17戦5勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた27戦目は、ひな祭り特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（18戦5勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた28戦目は、かに座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で酒井忍騎手（19戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、こぐま座特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた30戦目は、あうる賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。