マスアミージャック（1997年生、母カーリムフエザー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、上田忠男によって1,837.5万円で落札された。

2歳（1999年）

9月11日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月30日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天与の闘争本能で諦めることなく走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2000年）

1月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノチナから2馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイディンサマーからアタマ差の2着に惜敗した。

3月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入った。

7月1日、中7週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。