タイキカレン（1993年生、母Corps de Ballet）

タイキカレン（1993年2月27日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCure the Blues（当時15歳）と交配したCorps de Balletが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦0勝2着3回、地方33戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の名古屋チャレンジカップディアナ（C）賞(A)。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

10月12日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた2戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったダイワオリジンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったヤンガースシチーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（1997年）

2月1日、中6週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウヨウナイスにクビ差届かず2着となった。

3月1日、中2週で迎えた9戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた11戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、定光寺特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオンタイムに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、かきつばた特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、A9（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、A5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は圓田修騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーザーヒメから3馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中7週で迎えた16戦目は、A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村瀬好彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノビアンカから2馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムアタックに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中6週で迎えた18戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はビンゴキャサリンと並んで3着同着となった。

11月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナイススペインに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月12日、中2週で迎えた20戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村瀬好彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1998年）

1月8日、中3週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は圓田修騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

1月22日、中1週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた23戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスリースカウトをクビ差制して優勝

3月26日、中6週で迎えた24戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた25戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で圓田修騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた26戦目は、やまぶき特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で圓田修騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で圓田修騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で圓田修騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた29戦目は、あじさい特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で圓田修騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で圓田修騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中9週で迎えた31戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で圓田修騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた32戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた33戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた34戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた35戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で福重正吾騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた37戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で福重正吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月10日、連闘で迎えた38戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で福重正吾騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた39戦目は、初夢特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は圓田修騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月22日、中2週で迎えた40戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は福重正吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた41戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ（C）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のネクストヒーローに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

2月17日、中1週で迎えた42戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ（D）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた43戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。