ネクストヒーロー（1995年生、母ストームダンス）

ネクストヒーロー（1995年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時10歳）と交配したストームダンスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地17戦2勝、中央障害9戦1勝2着1回、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月7日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月24日、中8週で迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は植野貴也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のエジュシーダーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（8戦1勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4歳（1999年）

1月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で植野貴也騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で植野貴也騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ（C）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で植野貴也騎手（11戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキカレンから1馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中2週で迎えた15戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で植野貴也騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハクバシラオイに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

8月1日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で植野貴也騎手（13戦2勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で植野貴也騎手（14戦2勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のトーワオーシャンに2馬身の差をつけて3勝目を収める

8月29日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で植野貴也騎手（15戦3勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の秋分特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で植野貴也騎手（16戦3勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は15戦連続で植野貴也騎手（17戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は16戦連続で植野貴也騎手（18戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンルーチンから8馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は17戦連続で植野貴也騎手（19戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

11月28日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は18戦連続で植野貴也騎手（20戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は19戦連続で植野貴也騎手（21戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2000年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は20戦連続で植野貴也騎手（22戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノシンボルに半馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

10月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた26戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、洛南ジャンプステークス（京都障害芝3180m 外2周小雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月25日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2001年）

5月6日、約5か月の休み明けで迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、オメガ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のみなづき賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた33戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ホマルハウト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。