タケノシンボル（1996年生、母シルバールビー）

タケノシンボル（1996年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したシルバールビーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回、中央障害5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

3月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた4戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したナリタクリスボーイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月5日、中7週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武英智騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

9月26日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、シルバーミーティアにハナ差交わされて2着に惜敗した。

11月21日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したハレアカラミストにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2000年）

1月15日、中7週で迎えた15戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったネクストヒーローから半馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月4日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のブゼンキャンドルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月29日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。