マロンレナ（2000年生、母マーシャルプラン）

マロンレナ（2000年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女の子の名」。毛色は芦毛。種牡馬のスキャン（当時12歳）と交配したマーシャルプランが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般B2。

経歴

デビュー前

三野宮通厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2003年）

10月27日、デビュー戦は葛山晃平騎手を鞍上に据えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオセレーネから3馬身差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、三野宮勇騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジョイフルサウンドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三野宮勇騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポープラテクトをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

4歳（2004年）

4月12日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーナンドに3/4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルカイオスに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定戦の岩洞湖特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトナイルに5馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのエレガンスカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコマルビーに6馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノモアーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中3週で迎えた12戦目は、夏油特別（水沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートセイコーに半馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

12月12日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートセイコーに1馬身3/4の差をつけて優勝

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、銀嶺特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2005年）

4月24日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。