ジョイフルサウンド（2000年生、母ミツワコンサート）

ジョイフルサウンド（2000年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「楽しい音楽、音。母のコンサートから」。毛色は芦毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時20歳）と交配したミツワコンサートが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方26戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳C1。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月23日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

6月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

6月29日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月29日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロンレナから7馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシミュレーターからアタマ差の2着に甘んじた。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドフェイムに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月13日、連闘で迎えた14戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモレーサーに3/4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた16戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村松学騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で村松学騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた19戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（16戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（17戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（19戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月7日、中1週で迎えた29戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（20戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（21戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（22戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（23戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。