サンライズトゥルー（2009年生、母ステファーナ）

サンライズトゥルー（2009年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋真実」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時7歳）と交配したステファーナが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地13戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の長良川特別(500万下)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ヤナガワ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、松岡隆雄によって2,940万円で落札された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

3歳（2012年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタニノシュヴァリエに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月21日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかきつばた賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ユウキソルジャーに半馬身交わされて2着となった。

9月22日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月28日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雨飾山特別（新潟芝2400m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したタガノレイヨネにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月2日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下の三方ヶ原特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたクリビツテンギョ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャドウバンガードをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

4歳（2013年）

4月20日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鴨川特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したタガノイノセンスにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。