セントアポロ（1984年生、母ミスステーツシロー）

Saint Apollo

1984.04.03

セントアポロ（1984年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のレツドアラート（当時13歳）と交配したミスステーツシローが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山岡浩久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、大宮竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月4日、中5週で迎えた3戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月11日、中5週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアサクサバンカーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蓑田早人騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた9戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフタゴタマヒメに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミナノーザンに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（1988年）

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノテーストをアタマ差制して4勝目をマークした。

2月19日、中4週で迎えた14戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月5日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。