ライクアゲイル（2007年生、母ソムニフェアー）

Like a Gale

2007.04.08

ライクアゲイル（2007年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「はやきこと、疾風の如く（風林火山より）」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時9歳）と交配したソムニフェアーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C13 16。

経歴

デビュー前

当歳のとき、バンブー牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月19日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず3着に終わった。

3歳（2010年）

10月2日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月11日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のカサドールバンダムに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

6月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のチュウワミラクルに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。