タケノロマンス（2012年生、母ロマンスインミー）

タケノロマンス（2012年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋恋物語」。毛色は栗毛。種牡馬のダンディコマンド（当時19歳）と交配したロマンスインミーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は種村孝典。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の鹿屋特選。

経歴

デビュー前

2歳のとき、森本康文から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、竹原孝昭によって216万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

7月20日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は404kg。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のシゲルジダイマツリを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の大崎特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の鹿屋特選（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のタケノハヤテをクビ差振り切って勝利をモノにする

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の大観峰賞（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカンタベリーヒメに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月16日、中9週で迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた25戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた29戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた32戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったナミカゼに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十八（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ソングトゥソールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月8日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のミエノコマンダーに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月14日、連闘で迎えた36戦目は、せんまや気仙沼街道まつり賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクリノプリムラに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月22日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。