アンクルサム（1995年生、母ビロングトゥーミー）

アンクルサム（1995年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボールドノースマン（当時11歳）と交配したビロングトゥーミーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方33戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年の4歳C1。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

12月6日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（1998年）

5月10日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳D1（上山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた6戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳D2（上山ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリハットに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、連闘で迎えた7戦目は、4歳D1（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノタイガーに1馬身の差をつけて制した。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C1（上山ダート1300m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた9戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（上山ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（上山ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッキースターから1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた11戦目は、4歳C1（上山ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は白谷正美騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキースターをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた14戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、一般D2ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーダンスをクビ差制して4勝目を手に入れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホームテキから3馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた18戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、上山温泉郷特別（上山ダート1800m 雪/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2000年）

2月6日、中7週で迎えた19戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパノラママサルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月27日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月7日、約6か月半の休み明けで迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシマロングを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた25戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東真市騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンパリオレンジを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

12月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた31戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートデュークを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月3日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた36戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

7歳（2002年）

1月21日、約8か月半の休養明けで迎えた37戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。