タニノエイブル（1998年生、母トライントウプリーズ）

タニノエイブル（1998年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したトライントウプリーズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害2戦0勝、地方28戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の3歳A2。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

3月4日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中京芝1700m 雨/不良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未出走（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた6戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた9戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月25日、中7週で迎えた11戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中0週で迎えた12戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。2着となった。

11月17日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は上村尚寛騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノパームに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、連闘で迎えた14戦目は、3歳ハンデ戦のあさかぜ特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノパームに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で上村尚寛騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクローズラインに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2002年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスタービオットからアタマ差の2着に甘んじた。

3月7日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモプレジャをアタマ差制して制した。

3月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウザンモリマサに3/4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイリーダーから1馬身差の2着となった。

5月25日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノハートに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

7月3日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月18日、中6週で迎えた26戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（9戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた29戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイパパから1馬身差の2着となった。

12月22日、中4週で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた31戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2003年）

1月26日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた36戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた37戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。