タッカーアスワン（1998年生、母オールダンシング）

タッカーアスワン（1998年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時19歳）と交配したオールダンシングが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の加古川特別(A1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、立川繁幸によって420万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

9月22日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルピナニシキから半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイルジャンテから4馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のベドウィンハーバーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

4月11日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月12日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリアスローズに1馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシロイッパツに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムオリーブに3/4馬身の差をつけて優勝

11月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、近江米特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミシマプリンセスから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（9戦4勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

4歳（2002年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、エフエムあまがさき82.0賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミマイウエーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小牧太騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングモガンボから1馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、中2週で迎えた14戦目は、スプリングウインド特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で小牧太騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、加古川特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で小牧太騎手（14戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイノウルフを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って雨下の激闘を制した。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた17戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、スプリングカップ（園田ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（15戦5勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。