ベリーナブルー（2019年生、母ダイタクアズミット）

ベリーナブルー（2019年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「胡蝶蘭の原種の花の名前」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したダイタクアズミットが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。主な勝ち鞍は2023年の小雪うの生誕記念(一般C20)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ティケムによって506万円で落札された。

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月26日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、克人☆理都結婚記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、C35組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、羽雫!長生きしてね!（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、それいけ!福田博昭お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ゆきやくん1歳おめでとう（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた13戦目は、夢想つむぎ記念（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったインペリアルムーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアポロキラナ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、小雪うの生誕記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーシャングルーヴを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、大高川特別（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のローランサンをハナ差振り切って2勝目をマークした。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

8月24日、中5週で迎えた22戦目は、貴裕さん生誕60年記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったインジェニアスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月25日、中2週で迎えた24戦目は、美里さん尊敬大感謝記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。