ヤマニンミレーレ（2015年生、母ヤマニンドルチェ）

ヤマニンミレーレ（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋永遠（スワヒリ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時14歳）と交配したヤマニンドルチェが22歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般C2八。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

3月3日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月8日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

6月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伊藤工真騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた9戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ラルーナに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコンバットダイヤを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタキシードネコに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、クリノセッシュウに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスノービスケットに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2019年）

5月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月3日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、エメラルドピンク賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。