スノービスケット（2015年生、母ギンザフローラル）

スノービスケット（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪のビスケット」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したギンザフローラルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）スマイルファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

3月11日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

7月1日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

8月27日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るビューティアイリスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメスカルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったヤマニンミレーレにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4歳（2019年）

3月30日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、花巻ひえカレープロジェクト賞（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったビーサエッタに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月13日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったピアスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林凌騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。