シゲルコギツネザ（2010年生、母シゲルコレデモカ）

シゲルコギツネザ（2010年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋こぎつね座」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したシゲルコレデモカが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地10戦0勝2着3回、地方23戦0勝。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月9日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、勝ったメイショウアルファに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

3歳（2013年）

5月26日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアルペンクローネに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったルベーゼドランジェに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、和正&圭美結婚記念日 2013（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦の葉牡丹賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、カウントダウン特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

4歳（2014年）

1月18日、中2週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のサイネリア賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた16戦目は、梅花特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、地方重賞の春望賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月22日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた18戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の佐賀弥生賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた19戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、新緑特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、若葉特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた24戦目は、向暑特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた26戦目は、矢車草賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた27戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、向日葵特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の新涼賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた29戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の長月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた31戦目は、紅葉特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた32戦目は、地方重賞の英彦山賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた33戦目は、霜月特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。