スリーミスラピス（2020年生、母アドマイヤヒナタ）

Three Miss Lapis

2020.04.02

スリーミスラピス（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女性+母母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したアドマイヤヒナタが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって2,970万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月20日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2023年）

1月21日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したステラポイントにクビ差届かず2着となった。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた7戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって2,970万円で落札された。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

8月6日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2024年）

1月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキュールエスグリに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月29日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月5日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハヌマーンをクビ差だけ差し切って久々の一戦を物にした。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたホウオウプレシャス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月31日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、オパール賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。