ジョリーフルール（2010年生、母ギンザフローラル）

ジョリーフルール（2010年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時15歳）と交配したギンザフローラルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、地方15戦4勝。2012年のリリーカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクラタイシに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月7日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヨウメイモンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2013年）

6月28日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のヤマジュンガイアを3/4馬身振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

8月16日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のchoice?×モバダビ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

12月30日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、SEGAスターホース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

4歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

7月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサイレンサーに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

9月14日、中4週で迎えた13戦目は、月見特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

5歳（2015年）

2月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた14戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（9戦2勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。