コーザンエンペラー（1999年生、母ミスツエルマント）

コーザンエンペラー（1999年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時18歳）と交配したミスツエルマントが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は後條大策。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、後條大策から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

渋谷武久厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は見附正徳騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマルベンテンから2馬身半差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、2歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアーライトに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は見附正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2002年）

3月24日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の芝桜特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったティーエスフリートから3馬身差の2着となった。

6月8日、中5週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見附正徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2000m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の上中居特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファットボーイから5馬身差の2着に敗北した。