ハイブリッチライト（2020年生、母アルカンジュエール）
High Bridge Light
2020.05.18
ハイブリッチライト（2020年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザワールド（当時9歳）と交配したアルカンジュエールが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本 直弘。主な勝ち鞍は2022年のひかり賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋文男によって330万円で落札された。
田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2022年）
6月17日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オリコウキングに交わされて1馬身差の2着となった。
8月2日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のこだま賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、グリーリーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
8月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のひかり賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベアデブリンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、2歳戦のあさま賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。
3歳（2023年）
6月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のヴィントシュトース賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。
7月5日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、疾風賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
7月26日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、烈火賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。
8月25日、中3週で迎えた8戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、神威賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
11月6日、中9週で迎えた9戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、剛塊賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。
12月11日、中4週で迎えた10戦目は、C1六 七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
4歳（2024年）
1月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、四扇賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
1月30日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越琉世騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
3月13日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中越琉世騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
4月1日、中2週で迎えた14戦目は、界雷賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中越琉世騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
5月6日、中4週で迎えた15戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、雷響賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。