オリコウキング（2020年生、母ドルフィン）

Oriko King

2020.03.31

オリコウキング（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニシケンモノノフ（当時9歳）と交配したドルフィンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2022年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

安池成実厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2022年）

6月17日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイブリッチライトを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

3月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳戦の連翹特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6月13日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小千鳥特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の珠鷸特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の仏法僧特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアウトサイドベットを3/4馬身振り切って2勝目を収める

8月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のペリドットフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、手裏剣賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2024年）

3月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、よみうりランドバンデット賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、海棠賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリノヴィーナスを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。