コアレススイフト（2004年生、母ビバブライティア）

コアレススイフト（2004年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アマツバメ」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時16歳）と交配したビバブライティアが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月12日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月3日、中2週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳（2007年）

4月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

4月28日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた8戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサクラスウィープに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2008年）

3月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月22日、中1週で迎えた10戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月17日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月13日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエンタティナーからクビ差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた14戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、カタール賞（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は平沢健治騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた17戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は平沢健治騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中5週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

9月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月6日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォルテベリーニから2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2010年）

1月17日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイワハヤブサに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中2週で迎えた25戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（2011年）

1月8日、約11か月の休み明けで迎えた26戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は水出大介騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。