オークトルネード（2000年生、母マサノトルネード）

オークトルネード（2000年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「樫の木＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時7歳）と交配したマサノトルネードが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は田鎖牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦5勝2着2回。2002年のゴールドウィング賞(地方重賞)で2着に入った他、2003年のゴールドジュニア(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

国光徹厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

10月3日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のポイントハンターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた2戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマーズウインクに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーマリナから2馬身差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナックバーサに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2003年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクライストストーリからアタマ差の2着に甘んじた。

3月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦3勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月26日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドリリーに半馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、秋明菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、ほととぎす特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノサンデーに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（12戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた18戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。