クライストストーリ（1999年生、母サクラユタカヒメ）

クライストストーリ（1999年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時7歳）と交配したサクラユタカヒメが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は2003年の静岡県畜産特別(一般A2)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

4月27日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

9月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒコーセキから1馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中3週で迎えた4戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノコンコルドから3/4馬身差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンセシルをアタマ差制して初勝利を挙げた。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノコンコルドからクビ差の2着に甘んじた。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河端秀俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイエンカガヤキから半馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で河端秀俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトロットキングオーに4馬身の差をつけて優勝

12月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河端秀俊騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエブロスをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

4歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックファームからアタマ差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったパレスキングから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた12戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオークトルネードをアタマ差制して制した。

2月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエフファルコンから半馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスタンピーダをクビ差制して1着ゴールを果たした。

4月9日、中3週で迎えた15戦目は、アネモネ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキュウをクビ差制して制した。

6月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメジログレシャムに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

6月20日、連闘で迎えた17戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリジャイナをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

7月25日、中4週で迎えた18戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた19戦目は、百日紅特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンホークに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

9月11日、中1週で迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ふよう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモシロメリーから半馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた23戦目は、静岡県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリージャンキングをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

5歳（2004年）

1月20日、中9週で迎えた24戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックファームをクビ差制して勝利数を11に伸ばす

2月26日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、牝馬限定G2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（9戦6勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた26戦目は、しでこぶし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月21日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、ささゆりの郷オープン記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。