ケイアイディバイン（2009年生、母ケイアイダンサー）

ケイアイディバイン（2009年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時9歳）と交配したケイアイダンサーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

11月26日、デビュー戦は赤嶺亮騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4歳（2013年）

2月14日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒガシプリマドンナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた5戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた6戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、笑う門には福太郎記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた7戦目は、祝名古屋競馬馬主会設立記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラインレイチェルを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

5月6日、連闘で迎えた8戦目は、T&K 幸せの左ストレート記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったリュドゥラペに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月1日、中5週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウガルダに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。