ラストトレビアン（2017年生、母ナイストレビアン）

ラストトレビアン（2017年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母の最後の子なので」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時12歳）と交配したナイストレビアンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大栄牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の登別大湯沼川天然足湯特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月14日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に敗れた。

4歳（2021年）

4月14日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴォイテクに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた3戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスティールフェスタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るグリーンスナップを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月10日、中2週で迎えた5戦目は、登別大湯沼川天然足湯特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のストックグロリーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、ベルパークちっぷべつ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコクサイルビーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、三石海浜公園オートキャンプ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

9月28日、中9週で迎えた8戦目は、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、北海道コンサドーレ札幌特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5歳（2022年）

4月13日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、日高町観光まちづくり協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のモウカッテルに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、ディスクリートキャット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

6月8日、中5週で迎えた12戦目は、秩父別キュービックフェス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るフーラリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

7月12日、中4週で迎えた13戦目は、新ひだか夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（10戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた14戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で落合玄太騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた15戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、フジバカマ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したパフュームリボンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月4日、中3週で迎えた16戦目は、北海道えぞまつ特別2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（12戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったピースファインに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた17戦目は、北斗紅葉回廊特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のチビノシズカを3/4馬身振り切って制した。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、騎手候補生大大大募集特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、クインズソフィアにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月22日、中6週で迎えた19戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、トータリゼータ杯（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

6歳（2023年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、B2C1 4歳以上特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた21戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、大寒特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

1月26日、連闘で迎えた22戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

5月17日、デビュー戦は若杉朝飛騎手を鞍上に据えて、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。10頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

6月14日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、とままえメロン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、ハマナス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、鶴居タンチョウレース特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、サルスベリ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。