フレンドリーパール（2008年生、母フレンドリーエース）

フレンドリーパール（2008年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋真珠。真珠のような輝きを出す」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したフレンドリーエースが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方19戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月20日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

3歳（2011年）

4月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

8月14日、中8週で迎えた7戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた9戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のレオファンタジーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月22日、連闘で迎えた11戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレオファンタジーに半馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・荒尾フレンドリー騎手交流第10戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンハッピーに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月7日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドムテキをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の芦田川賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウアサギリから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた21戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた24戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、佐々木記念京嘉誕生杯（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（13戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。