ルナブランカ（2018年生、母スズカエルマンボ）

ルナブランカ（2018年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「白い月(西)。本馬の馬体より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時20歳）と交配したスズカエルマンボが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2021年の名古屋モーニングフィーバー40。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額3,000万円（15万×200口）で一口馬主が募集された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月24日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2021年）

5月1日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月18日、中7週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー40（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサノダイヤモンドを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムエスゴールドに6馬身の差をつけて2勝目を収める

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したコマフォーゼにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカフジアマリージャに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメガファラヴァハーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月5日、中2週で迎えた11戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったトーホウグロリアスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したエベレストテソーロに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったフーラリに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた14戦目は、三河湖特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（8戦4勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2022年）

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

4月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（12戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月30日、中0週で迎えた19戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山田祥雄騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、J生誕記念杯（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山田祥雄騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山田祥雄騎手（15戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山田祥雄騎手（16戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシングンジェットを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月18日、中0週で迎えた23戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノボリスターリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中3週で迎えた24戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、しし座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた25戦目は、スピカ特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったアレナマエストロに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた26戦目は、アルファルド特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアークフリゲートを半馬身振り切って制した。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、津島特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（19戦6勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた28戦目は、鰹特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（20戦6勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた29戦目は、秋晴特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。