ノボリスターリー（2018年生、母ダリオール）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、原田豊によって3,240万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

6月28日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月30日、中8週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3歳（2021年）

3月13日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2022年）

4月8日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から42kg戻して迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナッシングオンユーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したアマラスボーイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイユウニシキに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインフェーデを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

6月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、四谷の千枚田特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のムッシュパイロに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月18日、中4週で迎えた10戦目は、かんむり座特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように急駛したが、ルナブランカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中3週で迎えた11戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、サンマルレジェンドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレーヴプランセスに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月8日、中7週で迎えた13戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルースウェードを猛烈な末脚で半馬身差し切って制した。

12月5日、中3週で迎えた14戦目は、初雪特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったトーホウテンリュウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた15戦目は、扶桑特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナムラアッパレに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、初夢特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、シラカミロードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月18日、中1週で迎えた17戦目は、江南特別（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたコウエイスーシェフ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月17日、中7週で迎えた18戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のファンキーゴールドに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月11日、中3週で迎えた19戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（12戦6勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月18日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、すずらん特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファルコンウィングを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。

6月15日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞のトリトン争覇オープン（名古屋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（14戦7勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウシルトに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた23戦目は、ブーゲンビレア特別（名古屋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（16戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6歳（2024年）

1月3日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、辰年特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（17戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた25戦目は、白魚特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（18戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた26戦目は、河豚特別（名古屋ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（19戦7勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。