カルストンテリブル（1990年生、母カルストンリユーコ）

カルストンテリブル（1990年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクライツトー（当時8歳）と交配したカルストンリユーコが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地19戦0勝2着6回、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の晩秋特別(A1)。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月10日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で安藤賢一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

9月4日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフィールドサマーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた9戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したハナノダイリンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサツマオトコに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月27日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月12日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西園正都騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（1994年）

1月30日、中6週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で西園正都騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西園正都騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったシンフレーアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で西園正都騎手（8戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西園正都騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマダムビットを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西園正都騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったテンザンオジョーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月13日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、下越特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカリユウオーからハナ差の2着に甘んじた。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、水無月特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた22戦目は、清流特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中6週で迎えた23戦目は、豊栄記念（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた24戦目は、青雲特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、神無月特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で津野総夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた26戦目は、深秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で津野総夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブコバンからクビ差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、霜月特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で津野総夫騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、晩秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で津野総夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホンスキーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

11月28日、連闘で迎えた29戦目は、さざんか特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で津野総夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた30戦目は、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で津野総夫騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1995年）

1月3日、中2週で迎えた31戦目は、迎春賞（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で津野総夫騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、仲春特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた33戦目は、春暖特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。