ルルルージュ（2018年生、母シエルルージュ）

ルルルージュ（2018年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「可愛い人(仏)+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時17歳）と交配したシエルルージュが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は酒井牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、的場徹によって1,134万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月21日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

3歳（2021年）

1月31日、中9週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のショウナンアシュアに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月17日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（新潟芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したレイハリアを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月30日、中5週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月20日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

4歳（2022年）

2月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい17着に終わった。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

8月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のルドラクシャをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。

10月15日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（7戦2勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの新津特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（8戦2勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

5歳（2023年）

2月18日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの紫川特別（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4月30日、中9週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（9戦2勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクムシラコから半馬身差の2着となった。

6月25日、中7週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのHTB杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（11戦2勝）。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月14日、中9週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（12戦2勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2023年10月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。