ツジキコウシ（1991年生、母ニジンスキーズギヤル）

ツジキコウシ（1991年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時12歳）と交配したニジンスキーズギヤルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害15戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

7月24日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロングサイクロンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の潮騒特別（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4歳（1995年）

4月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた13戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた14戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/稍重）に出走。鞍上は大森勇一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は大森勇一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターゼウスに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月1日、連闘で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は北村卓士騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は大森勇一騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1996年）

2月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた21戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた23戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた26戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。