マッスルバック（2021年生、母ベルシエロ）

Muscle Back

2021.05.02

マッスルバック（2021年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゴルフクラブの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のミュゼスルタン（当時9歳）と交配したベルシエロが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 智広。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンカルミアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

3月10日、中9週で迎えた4戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

3月31日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

6月29日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったスプレーフォールにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

9月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は大江原比呂騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

11月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。