プレストシチー（1996年生、母ホクテンリボン）

Presto City

1996.05.10

プレストシチー（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時9歳）と交配したホクテンリボンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丸一牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月13日、デビュー戦は白坂聡騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から36kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は白坂聡騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着を確保した。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、チェイスに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂でしぶとく粘り込んで、最後は2着のマンオブカルチャーをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

11月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4歳（2000年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを14番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に敗れた。