ドリームコーナー（2000年生、母エイユークイン）

ドリームコーナー（2000年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主の競馬の夢は競馬場の一角から始まった。」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時12歳）と交配したエイユークインが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年のツインエース特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、王蔵牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月2日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアリオンカイザーを猛烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

9月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（2004年）

4月17日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

6月5日、中6週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。