ロデオ（2021年生、母アスカクイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤原牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会石川達絵によって2,860万円で落札された。

2歳（2023年）

10月30日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピコボンズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したマスターオブライフを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2024年）

3月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムットクルフェを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3月22日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ポンドボーイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチニチショチョウに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月7日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したペルセヴェランテにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月15日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタンゴノアールを凄まじい末脚でアタマ差だけ差し切って久々の実戦をモノにした。

11月6日、中2週で迎えた9戦目は、花梨賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のユーアオンフリークに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。