ユーアオンフリーク（2020年生、母サイレンスアモール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村勝則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、池田草龍によって990万円で落札された。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

7月14日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエオリエンヌを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップオープ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの新ひだか町に移住しま賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンの北海道とともに、世界へ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのシトリン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2023年）

2月23日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の境川賞 301.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の304.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のドリーミーブリーズをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

3月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の319.5万円以上（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ハッピーエンドに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の319.5万円以上（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のセンゲントップをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。

8月18日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、カシオペア座特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月21日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般B3六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月29日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般B3四（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のチャンピオンフジをアタマ差振り切って優勝

3月20日、中2週で迎えた18戦目は、桜坂賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田正重騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤクモを鬼脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

4月25日、中4週で迎えた19戦目は、スピカ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で本田正重騎手（9戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダイキチホマレに3馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。