アルゴーフォア（1987年生、母メイワドーター）

Argo Four

1987.05.05

アルゴーフォア（1987年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラノハイセイコ（当時11歳）と交配したメイワドーターが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者はイズモリファーム。戦績は、中央平地23戦3勝、中央障害7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の桑名特別(500万下)。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月14日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

5月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のドウカンエースに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

12月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のホウエイカイウンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の桑名特別（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドガイを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の夕月特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（10戦2勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5歳（1992年）

3月29日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の’92ブルードメアサイヤーズステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクオーカンに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンタージュンから5馬身差の2着となった。

9月6日、中3週で迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（6戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダンツグローリーに2馬身の差をつけて5勝目を収める

9月19日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3150m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6歳（1993年）

1月10日、中3週で迎えた28戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた29戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3200m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。