バンブーキャッスル（1988年生、母キャロルバンブー）

バンブーキャッスル（1988年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時7歳）と交配したキャロルバンブーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方10戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の一般B3。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月24日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（1991年）

1月5日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月24日、連闘で迎えた7戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上野清章騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた13戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月2日、中5週で迎えた15戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセントユニオンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカオリエントから5馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカオリエントから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

1月4日、中4週で迎えた18戦目は、福寿草特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングダイナからハナ差の2着に甘んじた。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般B3ハ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウイーグルから1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーカイザーをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックターフから1馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で榎伸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックターフから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で榎伸彦騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターリーから3/4馬身差の2着に敗北した。