ワンツーステップ（2010年生、母ビクトリーステップ）

ワンツーステップ（2010年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１＋２＋母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したビクトリーステップが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方27戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月22日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のパティキュラリーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月18日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き16着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2013年）

2月17日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月14日、中7週で迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦1勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4歳（2014年）

4月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（7戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（8戦1勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

11月7日、中7週で迎えた15戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2015年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた20戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、バレンタインカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月10日、中5週で迎えた22戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバプテスマに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた24戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた25戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、北海道の翼「AIR DO」特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、石狩特産「寒塩引」復活記念特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、タイムパラドックス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、みついし蓬莱山まつり特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた29戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、石榴特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた30戦目は、日高町建設協会特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた32戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、スワンフェスタ2015（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた33戦目は、向日葵特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた34戦目は、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた35戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、くっちゃんじゃが特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた36戦目は、キンモクセイ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月6日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、美唄焼き鳥記念特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた38戦目は、パンジー特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた39戦目は、ワークフォース・プレミアム（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた40戦目は、志特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた41戦目は、オルフェーヴル・プレミアム（門別ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。