シンドバットニセン（1998年生、母ミセススワロー）

シンドバットニセン（1998年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時14歳）と交配したミセススワローが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大沢育成牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C9。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月30日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングバリアントを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月5日、中6週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた5戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブージェダイからクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2002年）

1月9日、中0週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネツダンサーから1馬身3/4差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワノオブザマターから2馬身差の2着となった。

3月21日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキから1馬身1/4差の2着となった。

10月29日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキーステーションをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月10日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中0週で迎えた16戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月23日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッキーロイヤルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で三野孝徳騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C9（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で三野孝徳騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアトムスプリングに4馬身の差をつけて制した。

3月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上C8（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で三野孝徳騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で三野孝徳騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で三野孝徳騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた24戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。