ダイナマイトムスメ（1998年生、母クリスタルフラワー）
Dynamite Musume
1998.05.01
ダイナマイトムスメ（1998年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時13歳）と交配したクリスタルフラワーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。2001年のひまわり賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2000年）
5月16日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月4日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月11日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチトセチャンピオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
8月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ23才（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月16日、連闘で迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ6（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は井上俊彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のテンカイッピンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月11日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月25日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、2歳オープンの胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
11月21日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのメジロライアン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
3歳（2001年）
1月2日、中5週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。14着に敗れた。
2月12日、中5週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオンガエシに3/4馬身の差をつけて制した。
3月5日、中2週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春駒特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
4月25日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春菊特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月16日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月9日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。
6月18日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤススピリットに3/4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
7月4日、中1週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチャンピオンジョッキー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月21日、中1週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコンサートクィーンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
8月26日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、勝ったセイントリーフにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
9月12日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
10月24日、中5週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月16日、中2週で迎えた26戦目は、秋霜特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。
11月27日、中1週で迎えた27戦目は、ノーベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。
12月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、牝馬限定地方重賞のファーストレディー賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。
4歳（2002年）
2月14日、中5週で迎えた30戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、バレンタインスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた31戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
3月16日、中1週で迎えた32戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、麗春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月25日、連闘で迎えた33戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の早春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。
5月1日、中4週で迎えた34戦目は、春陽特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月24日、中2週で迎えた35戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
6月3日、中0週で迎えた36戦目は、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のディアブロナカヤマに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。
6月28日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
7月22日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の’02サマーナイトカップ（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（10戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
7月26日、連闘で迎えた39戦目は、ハンデ戦の綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
8月15日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の大華火特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の長月特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた42戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
10月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、ハンデ戦のギャラクシー特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。