ゴールドグレース（2002年生、母グレースウーマン）
Gold Grace
2002.05.01
ゴールドグレース（2002年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「金＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時9歳）と交配したグレースウーマンが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川 啓一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方41戦5勝2着3回。2005年の北関東弥生賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、鮫川啓一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大塚進によって210万円で落札された。
室井康雄厩舎（宇都宮）へ入厩。
2歳（2004年）
7月10日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（2）（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノシチーをクビ差制して初勝利を挙げた。
8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のしもつけチャレンジ（1）（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のメロージェントに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
9月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月18日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントボスから2馬身差の2着に敗北した。
11月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカカボラブに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月7日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のカルーアミルク賞（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチクラスターから1馬身半差の2着に敗北した。
12月25日、中2週で迎えた9戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（8戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
3歳（2005年）
1月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒラマサファーストから半馬身差の2着に敗北した。
1月22日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエキスパートランナに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
2月20日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のレーヌ・ド・フレーズ賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で内田利雄騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーオトメに3/4馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
3月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で内田利雄騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月13日、中3週で迎えた14戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。
5月16日、中4週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた16戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紫陽花特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた17戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
7月18日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
8月21日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた21戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。
9月18日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた22戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
10月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。
10月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。
11月6日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた26戦目は、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
12月17日、中3週で迎えた27戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
12月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。
4歳（2006年）
1月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。
3月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。
4月10日、中1週で迎えた31戦目は、焼石岳特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
5月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。
5月13日、連闘で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
7月3日、中4週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦の三陸リアス特別（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
7月10日、連闘で迎えた37戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月24日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。
8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊地康朗騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
9月11日、中2週で迎えた41戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菊地康朗騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊地康朗騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。