アスカシンノウ（2007年生、母アマツカゼ）

アスカシンノウ（2007年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋明日香の称号」。毛色は鹿毛。種牡馬のグランデラ（当時9歳）と交配したアマツカゼが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、畠山牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、上野武によって315万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（2010年）

1月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、中8週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた8戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、橋本建設特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、祝ひろりさん誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、祝☆栗本博晴氏誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のラバーズトウショウをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

9月4日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、初秋特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後はケンシグラフと並んで2着同着となった。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、勤労感謝の日特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた18戦目は、ターコイズ特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた19戦目は、吉岡牧子記念（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた20戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた26戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート950m 小雨/重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートバーグマンに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月25日、連闘で迎えた27戦目は、如月特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた29戦目は、東日本大震災復興支援（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中0週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、畜近リース協会畜産フェア杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた31戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた33戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大澤誠志郎騎手（9戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大澤誠志郎騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた35戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大澤誠志郎騎手（11戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた36戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大澤誠志郎騎手（12戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。