マイシルバースター（2005年生、母キョウエイコロナ）

マイシルバースター（2005年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「私の銀色（芦毛）のスター」。毛色は芦毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したキョウエイコロナが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地11戦0勝、地方25戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

8月4日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。17頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

12月9日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

3歳（2008年）

5月3日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

7月27日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジェイケイローレルを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したアイランドスカイに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十1112（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサイレントキララを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月27日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

9月26日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月8日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた21戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、中0週で迎えた24戦目は、獅子舞賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフェロチェスナットにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた26戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったレディアミュレットに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月28日、連闘で迎えた27戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセイウンホウジョーを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

2月4日、連闘で迎えた28戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、健二さん綾子さん結婚うまうま杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた31戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた33戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B3-6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた34戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた35戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。